KATO製機関車の常点灯化と問題点

KATO製機関車をTOMIX製常点灯対応コントローラーで走行させた場合
走行は楽しめますが、停車時にヘッドライトが点灯しません。
TOMIXの機関車で常点灯対応車両は点灯します。

KATO製機関車で、常点灯を楽しもうと思った場合、機関車内部の基板に
実装されているコンデンサー部品を取り除く必要に迫られます。

コンデンサーの除去自体は、ハンダこてと半田吸い取りを使えば簡単に
作業が行えるので、そんなに大した作業とは思いません。

この作業を行った後の走行時に、走行方向と反対側のヘッドライトが
チラチラと点灯したり、ボウーと点灯する自体になることがあり、これが
今まで、私自身として気になり、KATO製機関車を常点灯化して来なかった
理由の一つです。
もう一つの理由は単に、所有車両が多くて全てを実施するのが面倒だった!
という点です。
まあ、この点に関しては暇な時にボチボチすればいいだけの話ですが、
先に記述した、走行時と反対側のライトが点滅する事の方が、個人的に
嫌な事が大きいです。

TOMIX製ディーゼルカーのキハ52など単行運転で楽しむ車両に於いても
同様の現象が発生します。
単行列車ですので、進行方向から眺めて、目の前を通り過ぎた後、後方
を見ると、ライトがチカチカとします。【結構、興ざめしますね コレなら
常点灯は要らないかなと思ってしまいます。個人的に停止状態ではなく、
走行しているシーンを楽しみたいので】
TOMIXの車両取扱説明の中に、同様の現象が発生するが、これはレール
等の整備の問題と書かれていますが、色々と調べるとモーターからの逆流
電流による症状とあります。

この対策として、鉄道模型愛好家の方が色々と取り組まれていますが、
なかなかコレが最善の方法と言うのは見つかっていない様です。
その中でも、今は大まかに2つの方法が提唱されています。

一つの方法として、基板上、左右のライト部分後方に並列でコンデンサー
と抵抗を入れればいいという方法

もう一つとして、スナバ回路というモノ、これもコンデンサーと抵抗を
基板上のレールからの取り入れ付近に挿入するという方法の二種類が
あると分かりました。

個人的に、小さい基板上に並列回路を左右に2つ入れるのは、面倒すぎて
また、対象となる車両数を考えると、これの採用はしたくありません。
一方、スナバ回路の方は一つの回路をレール間(両極)に近い位置並列で
入れれば良いという方法ですので、コレは一度実地テストをしてみても
良いのではと考えています。

ただ、この方法も抵抗値とコンデンサーの静電容量が確定されているのでは
なく、また、採用する車両に寄っても容量が異なるケースがあるとの
記載が有りますので、一筋縄でエイヤッって訳には行かないようです。

まあ、簡単に解決出来れば、それに越したことは有りませんが、色々と試して
見るのは面白いかもしれません。
OLY54350_R_20141017150347f31.jpg
【テスト作業中の鉄コレED5060 これを改善したいですね】
現在、作業を止めている鉄コレ東武ED5060が有りますので、この車両に
このスナバ回路を組み込んだ、ヘッドライトユニットを取り付けられないか?
と思案中です。

ただ、あまりにも作業が煩雑で時間と手間が掛かり過ぎるようであれば、
常点灯化は辞めても良いかなと思います。
それだけの手間を掛けるので有れば、KATOの常点灯コントローラーを購入
した方が、後方のチラツキは残るものの、コンデンサーの除去を100両も
するよりコストパフォーマンス的にも良いと考えますので。

この辺は、ケース・バイ・ケースだと思います。

一度、先に書いた車両でテストをしてみた結果次第で、今後の方向を考えて
見たいと思います。




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