KATO製機関車 常点灯化と逆起電流対策チラツキ防止策 コンデンサ容量変更について

KATO製及びMicroAce製機関車についてですが、PWM方式コントローラーによる、ヘッドライト
の常点灯(停止時にヘッドライトを点灯させる方式)に対応していません。
EF65.jpg
KATOの場合、車両のライト基板上にコンデンサが取り付けられており、このコンデンサに電気が
蓄えられることで、停止時にライトが点灯しません。
KATOというメーカーとして、Nゲージの国際規格に準じた規格ですので、これをメーカーに云々
ということは出来ません。
ただ、一方でTOMIXの機関車で常点灯対応車両があり、停車時にヘッドライトが点灯します。
これを見ると、常点灯っていいなぁ~と思ってしまいます。

そんな場合、対策としてKATO製車両に付いている、前述のコンデンサを取り除く事で、停止時
にもヘッドライトを点灯させることが出来ます。
コンデンサ
この部分の茶色い部品が既存のコンデンサです。
出来れば、半田とはんだ吸い取りを使って取り外すのが理想ですが、ニッパで切除してしまえば
常点灯化が完了します。
ですが、この状態で走行させると、進行方向反対側のライトが点滅します。速度を上げると両方
が点灯しているように見えるような車両も出てきます。
これを逆起電流(力)と云うそうで、モーターが回ることで発生する電流が逆流し、本来点灯しては
ならない、後方側のLEDを点灯させてしまいます。
先ほど取り除いた、コンデンサは、この逆起電流を吸収していましたので、チラツキが発生して
いませんでした。

コレでは、折角の常点灯で停止時は綺麗にヘッドライトが点いても、走行させると興ざめします。
この対策として、従来コンデンサと抵抗をライト基板に組み込むスナバ回路等が検討され、
多くのサイトで検証がされてきました。
私も実験等は実施していましたが、結構手間!が掛かる方法でした。
今回、にゃいっちぃと赤い電車(Panda NEKO No.1 ブログ)さんのブログで
紹介されました、コンデンサ容量を変更する方法を試して見ました。

その方法は、既存のコンデンサを低容量のコンデンサに交換するだけ!という方法で
常点灯と逆起電流によるチラツキを抑えるというものでした。
容量変更
この写真では、既存のコンデンサを0.033μFに交換しています。
EF65 24
この既存のコンデンサを低容量に交換するだけで、ヘッドライトの常点灯と走行時の後方ライトの
チラツキがほぼ解消される結果となります。
EF64.jpg
現在、私もいろいろな車両で、この方法を検証しており、車両や環境によっては、交換する
コンデンサの容量を変更する必要は有りますが、概ね良好の結果が出ています。

このコンデンサ交換方法について、私のメインブログクローゼットの中のおもちゃ箱
前照灯常点灯逆起電流対策 カテゴリーリンクにて公開しています。

また、検証時の動画についても
YouTube mokei1968チャンネルにてアップしています。



KATO製機関車で、常点灯時にチラツキが面白くないなちお考えの方は、一度テストして見ては
いかがでしょうか?
コンデンサの交換だけですので、案外簡単に作業は行えます。
但し、改造は自己責任にてお願い致します。
メーカーへの問い合わせなどはお控え願います。
メーカーの修理対象外となると考えます。



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